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アメリカ大ブレイク映画!クレイジー・リッチ(Crazy Rich Asians)を一足早く観てきました

投稿日:2018年9月2日 更新日:

日本では、9月28日から上映開始予定のCrazy Rich Asians(日本でのタイトルは『クレイジー・リッチ』)。

シンガポールでは一足先に公開されており、かつシンガポールが舞台の映画ということで、映画館に足を運び観に行ってきました!

ネタバレはしないように書いていきます。

クレイジー・リッチのあらすじ

生粋のニューヨーカーであるRachel(中国系アメリカ人)は、ニューヨーク市内の大学で経済学を教えています。ある日、恋人のNick(中国系シンガポール人)に「親友の結婚式に一緒に行かないか?」と誘われ、彼の故郷であるシンガポールに2人で行くことに。
空港に到着し、庶民とはかけ離れた対応を受けて、はじめてNickが「Crazy Rich Asians(狂気なほど金持ちなアジア人)」だと気がつくRachel。
シンガポールに着いてから彼女を待ち受けていたのは、御曹司のNickの恋人であるRachelへの家族・周囲の女性からの厳しい視線といびりの数々。
さて、どうするRachel?というありがちなラブコメディー。ですが、これが面白いんです。

クレイジー・リッチの映画の特徴

『Crazy Rich Asians』を直訳すると、狂気なほど金持ちなアジア人!?ですが、映画の特徴としては、以下の通りです。

  • ハリウッド映画でありながら、キャストが全員アジア人
  • 舞台がシンガポール
  • 豪華なパーティ、建物、食事の数々が出てくる
  • コメディ要素あり
  • 原作小説・映画ともにアメリカで大ヒット

シンガポールの見どころ満載のクレイジー・リッチ

舞台であるシンガポールの主要な名所で撮影されており、シンガポールに行ったことがある方にとっては、「あ!ここ知ってる!」と思うシーンがいくつも出てくると思います。
シンガポールに住んでいるわたしも、実際に行ったことのある場所や見たことのある景色が映像の随所に登場して、テンションがあがりました!

まだシンガポールに行ったことがない方も、シンガポールのシンボルであるマリーナベイサンズや金融街摩天楼の夜景のキラキラした景色に、きっと魅せられると思います。
また、ホーカーセンターと呼ばれる地元の住民がローカルフードを食べに行く場所のシーンもあり、大都会の夜景とはまた違った、東南アジアの夜の雰囲気も感じることができると思います。
シンガポール人も憧れるというラッフルズホテル(現在改装中)や、街の真ん中にある教会チャイムスの中でのシーンもあり、ローカルの人たちにとっても興味津々な場面多数のようです。

この映画を見たら、シンガポールに来たくなること必至!ぜひ、遊びに来てください!

自分のルーツ・アイデンティティを考えさせられます

ストーリーの主軸は、わかりやすいラブコメディーですが、個人主義のアメリカ的価値観家族主義のアジア的価値観の対立が描かれていたりと、自分自身のアイデンティティについても考えさせられる内容でした。
どちらの価値観が間違っているというわけではないので、主人公を応援しながらも、簡単には理解し合えないし、すぐには歩み寄れない問題だなとも思いました。

また、どんちゃん騒ぎで盛り上がるCrazy Rich Asiansを見ていると、チャイナマネーの大きさや中国が与える世界への影響も考えさせられました。
わたしは、アメリカのテレビドラマのGossip Girlが大好きなのですが、クレイジー・リッチのパーティーシーンは規模や派手さの描き方が一味違うな~と、思いました。本当、毎日がお祭り!って感じ。笑
お金持ちの中国人を皮肉って描いているというのもあるとは思いますが、映画館では随所で笑いも起きていました。

中国系シンガポール人が描かれていて、原題は『Crazy Rich Asians』(なぜか日本ではアジアンの言葉は無くなって『クレイジー・リッチ』ですが)。
アメリカの人たちにとっては、わたしたち日本人も同じアジア人として一括りに見られている部分もあるんだろうなと思いました。一方で、アジア人と言えば中国系と思われているかもしれないな~とも思えて、複雑な気持ちにもなりました。

今、わたしのこのブログがどこで見られているかはわかりませんが、わたし自身この映画を、仮に日本で観ていたら、アメリカやヨーロッパで観ていたら、シンガポールで観たのとは違う感想を持ったかもしれないなと思います。

とはいえ、ラブコメディーなクレイジー・リッチ

いろいろと書きましたが、とにかくシンガポールのキラキラな映像!派手なパーティー!美味しそうなご飯!中国語カバーの音楽!など、本当に観ていて飽きない映画でした。
また、登場人物も個性的で魅力的な役柄が多く、思わず笑ってしまうシーンも多かったです。

シンガポールで暮らし始めて、この国のお金に対する欲や日本で住んでいる時とは違うアジアの熱気と同じような感覚を、この映画からも感じることができました。
ぜひ一度映画の中で、シンガポールを感じながら、笑って泣ける狂気なほど金持ちなアジア人を見てほしいと思います!

拙い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます!興味を持っていただいた方は、ぜひ劇場でご覧ください!

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tamamiです。
29歳大阪出身で、現在シンガポール在住です。
happy lifeを目指して、シンガポールの生活美味しかったレストランや旅行のことを書いていきます。