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シンガポールが世界に誇るアジア指折りのバー マンハッタン(Manhattan)で上質な夜を

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2年連続アジアNo.1に選ばれたシンガポール随一のバー、マンハッタン

マンハッタン

こんにちは、tamappy夫です。今日は、シンガポールにあるアジアの中でも有数のバー、マンハッタンについてご紹介したいと思います。正直言って、最高です。

マンハッタンの特徴は、以下の通りです。

  • アジアNo.1に2年連続で選ばれたアジア屈指のバー
  • 予約もドレスコードも難しくなくバーの懐が広い
  • バーの店内が雰囲気抜群で接客もとってもホスピタリティに溢れている
  • カクテルの味・香りともに未体験の美味しさ

マンハッタンという名前を冠するだけあって、ニューヨークの洗練されたバーをテーマにしているそうです。
バーテンダーさんや批評家たちが選ぶAsia’s 50 Best Bars(外部リンク)というランキングが毎年発表されるそうなのですが、マンハッタンは2017年、2018年と2年連続で第1位に輝きました!2019年は惜しくも香港にあるバーに1位の座を譲ったのですがそれでも第2位、World’s 50 Best Barsでも第3位でした。店内にも受賞トロフィーが飾ってありましたが、奥まった場所にひっそりと飾られているのが、またかっこよかったです。

トロフィー

私もバーに詳しいわけではないですが、たまーに仕事終わりに落ち着いた雰囲気で飲みたいなと思って出掛けることがあります。
今回は、今までバーに中々行かれたことがない方や、雰囲気を知ってから行ってみたいという方のためにご紹介したいと思います。
もし、どこか雰囲気の良いバーに行ってみたい、とふわっとお考えの方がいらしたら、シンガポールでなら今回のマンハッタンは本当に本当にオススメです。

シンガポールの中心、オーチャードの近くにあるマンハッタン

リージェントホテル

マンハッタンはオーチャード駅からタクシーで5分ほどのリージェントホテル(Regent Hotel)の中にあります。
ホテルのある地区は高級ホテルや豪華な邸宅が建ち並ぶシンガポールでも有数のハイソサイエティな区域で、昨年、米朝首脳会談で有名になったセントレジス・シンガポールや、美味しい焼肉用のお肉が売っていると評判のK&J Butcheryさんなどが近くにあります。
今回は、あえて公共交通機関でのアクセスはご紹介しません。せっかくラグジュアリーなバーに行くので、きっとタクシーなどで行かれるかなと思いまして。最後にGoogleマップもつけていますので、ご参考ください。

ホテルの中に入ると、そこはさすが高級ホテル。天井まで吹き抜けになっていたり、エレベーターの前には艶やかな胡蝶蘭が飾られていたりと、とても品のある趣です。

吹き抜け

胡蝶蘭

マンハッタンへ入る前に 気になる予約・ドレスコード

店前

マンハッタンはホテルの中の2階にあり、エスカレーターで上がるとすぐのところにあります。
店内に入る前に、そもそもお店の予約やドレスコードどうなってるの?と、疑問も湧くところと思いますのでお伝えします。

お店の予約は、chopeのアプリを使うかお店に直接お電話することで可能です。ホテルに宿泊された方などは、コンシェルジュさんにお願いしてもよいかもしれません。どちらも夜20:30までの予約のみ受け付けており、それ以降の時間帯の予約はできないようです。

予約されて行くことをオススメしますが、夜遅くにお店に行って受付の人に人数を伝えて待ちさえすれば、予約なしでも順番に入ることができます。
かく言う私も友人と3人でふらっと土曜日に行った時は、21:30頃で前に数組待っていて、受付の人に「30分くらい待つかも」と言われました。気の置けない友達と行ったのもあって、OKOK!と了承して、1階にあるワインバーで飲み始めることにしました。下の写真は、30分待った後マンハッタンに戻った時に撮った写真です。受付の方が最大級にウェルカムしてくれました。めちゃ気さくで素敵です。

バー入口

ドレスコードはお店のサイトによると「スマートカジュアル(スリッパ、ビーチサンダル、タンクトップ、(男性は前開きのサンダルも)厳禁)」とのことです。
ラフな格好はさすがに厳禁ですね、そりゃそうだ。とは言っても身構える必要はなく、店内を見渡すと足元スニーカーの方や、半ズボンの男性もいらっしゃいました。良いバーほど懐が広くて、だからこそ、自分で考えておしゃれしたくなるものですよね。なお、入場には年齢制限があり、18歳未満は入ることができません。

料金体系も明瞭で、席チャージはありません。メニューそれぞれに価格が表記されています(一杯25SGDほどが多いです)。シンガポールの他店同様、消費税とサービス料の加算「++(プラスプラス)」はあります。
バーに入る前の不安も解消されたでしょうか。あとは、お店に入って満喫するのみです!

ラグジュアリーで広々としたマンハッタンの店内と香るカクテルたち

マンハッタン

私たちはまずスタンディングのカウンターに通されて、ソファー席が空いたら座らせてもらうことにしました。カウンター側からみた店内がこちらです。

マンハッタン

マンハッタン

バーテンダーさんと後ろに並ぶお酒の景色が本当に素晴らしくて圧巻!!目を配りながら、手際よく次々とカクテルを作るバーテンダーさんの立ち居振る舞いを見るだけで、ここのカクテル美味しいだろうなと期待せずにはいられません。ホールスタッフの方々も皆さん笑顔を絶やさず、目を配ってくれて、こちらが注文したいタイミングで来てくれて、さすがだなと思いました。
店内はソファ席のスペースが大きく、皆さん楽しく語らっていました。写真が暗くて少しわかりにくいですが、とても大きな店内で見渡しているだけでも楽しいです。

メニューはどのページも凝っていて、時代ごとに区切って、カクテルが書いてあります。質問すれば店員さんがどんな味か、オススメのカクテルなども紹介してくれますし、メニューからもどの酒類が入っているか確認できるので、とっても安心です。

メニュー

メニュー

では、お待ちかねのカクテルをここからはご紹介します。

Mad Dog

カクテル

カクテル

ワイングラスの中がスモークに包まれ、中が見えないのでのぞいてみると、香りが鼻を抜けていきます。香木の香りに近いなと思いました。口に運ぶと、ベースとなっているウイスキーの味と香りがガツンときて、後味に少し渋みと苦みが残りました。あ~~、美味しい~。
大人のカクテルで、特に男性に好まれるのでは?と思います。スモークが消えて中がはっきり見えるようになった時、マンハッタンのお店のマークであるMの文字が氷に彫られているのを目にすることができ、粋な演出さすが!と膝を打ちました(←表現が古い)。

カクテル

Princess Cut

カクテル

真っ白な表面にバラ?の花も乗っており、プリンセスという名がぴったりのショートカクテルです。ビールの泡のような白いのは卵白で、なめらかな口当たりでした。ジンをベースに、シャンパンのほかにローズウォーター、レモンなどが入っており、スッキリとした香りと酸味ある後味が楽しめます。今回紹介するお酒でもし何にしたらよいのか迷われる方いらっしゃったら、ぜひオススメです。

Pineapple Street

カクテル

テキーラベースのカクテルで、パイナップルやアールグレイが入っており、Princess Cutとはまた異なるフルーティーな香りがしました。清涼感のある後味で、南国シンガポールで飲むには最適のカクテルだと思いました。フルーツカクテルがお好きな方はぜひ一度お試しください。

Kerman

カクテル

こちらもテキーラベースのカクテルですがピスタチオの香ばしさと、グラスのふちのラズベリーシーソルトの程よい甘み&塩味が混ざり合った洗練された味で、さすがの一杯でした。

Rusty Nail

カクテル

ウイスキーのマッカランにラム酒?を混ぜたカクテルだったか、とっても強いお酒でした。お酒強い方、X JAPANが好きな方はぜひこちらをどうぞ。笑

どのカクテルも、口に運ぶ瞬間、飲んだ後まで香り・味を設計しているように思え店内には、こだわりを感じました。良い雰囲気に良いお酒、最高です。
お酒を注文したテーブルにはポップコーンが来るのですが、このポップコーンがまた美味しい!塩味だけでなく香りと程よい苦みがします。この色からしてターメリックのようなスパイスなのかなと思います。

ポップコーン

Rebellion Burgerというハンバーガーを別に頼みましたが、こちらも肉汁たっぷりでハンバーガー専門店にも劣らないほど美味でした。良いバーほど良いフードメニューありますよね。

ハンバーガー

店内でカクテルを貯蔵するマンハッタンのこだわり

マンハッタン店内にはカクテルの入った樽や瓶を貯蔵するスペースがあります。お店の方に聞いたら、よかったら案内するよ!とガイドしてくれました。

樽

貯蔵

ドライフルーツ

リキュールを混ぜたカクテルを店内で6週間ほど熟成し、香りも味もまろやかになったタイミングでお客さんに出すそうです。熟成期間によっての味の違いも、試飲用のお酒で知ることができました。

試飲用

研究者のような、強いこだわりがあるからこそ、他店のバーテンダーさんからも評価されているのでしょう。

きっとシンガポールの思い出に残るバー

いかがでしたでしょうか。バーの雰囲気、ドリンク、おもてなし、どれをとっても大満足です。ちなみに、カウンターの後に通してもらったソファー席が座ったことないくらいにふわっふわで最高でした。笑
観光でいらした方には、マリーナベイの夜景を見る夜も素敵だと思いますが、マンハッタンで過ごす夜も本当にオススメです。
ご夫婦でも、カップルでも、友人とでも、会社の方とでも、もちろん一人でも。懐の広いバーであるマンハッタンでぜひ楽しんでいただけたらと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

マンハッタン(Manhattan)

Address:
1 Cuscaden Rd, Level 2 Regent ,249715
Open:
Sundays – Thursdays
5.00pm – 1.00am
Fridays – Saturdays
5.00pm – 2.00am
Sunday Cocktail Brunch
12.00pm – 3.00am
TEL: +65 6725 3377
マンハッタン公式サイト(日本語版)

予約はChopeで可能です。

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tamamiです。
29歳大阪出身で、現在シンガポール在住です。
happy lifeを目指して、シンガポールの生活美味しかったレストランや旅行のことを書いていきます。