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【28歳女性】はじめての転職体験談。自分の市場価値って?結婚しても働きたい。未経験へのチャレンジ!

投稿日:2022年8月9日 更新日:

  • もうすぐで30代も目前…そろそろ今後のキャリアプランを考えた方がいいかも
  • 結婚を機に改めてキャリアを見直している
  • 転職を考えているけど、28歳という年齢はベスト?
  • 新卒で辞めずに仕事を続けてきたけどわたしの市場価値って?
  • 出産の具体的な予定はない転職しても大丈夫なのかな

28歳という年齢は、女性にとってさまざまな転換期といえます。

かくいうわたしも、27歳のときに長年勤めた会社を退職することを決意。28歳のときに大きくキャリアを転換しました。(その後夫の海外転勤など不可抗力もあり、今や4社目。)

当時、新卒で入社した大手損害保険の会社では、そろそろ中堅社員。プレイヤーとしての仕事の要領もつかめてきて、後輩もでき業務を教える立場になり、上司からの期待も増え、仕事に対する責任感も出てきた。日々の仕事にやりがいはあるけど、毎日金曜日を心待ちに過ごしている自分もどこかにいる。30代になる前に一度自身のキャリアを考え直したいなと思うタイミングでした。

自身の結婚、友達の多くが結婚したり、続々と子供が生まれたり…とライフイベントが大きく変わるのも体感するのもちょうど27歳~28歳頃かと思います。

また、自身のライフステージとともに、仕事に関する価値観が変わったり、これから子育てしながら今の仕事が続けられるかな?なんて、不安になったりもしますよね。

一方で、新卒一社目の経験しかなく、井の中の蛙大海を知らず…果たして自分の経験やスキルが転職したとしても通用するのか?といった悩みもあるかと思います。

27歳で会社を辞め、まったく違う業界・業種に転職。
その後、夫の海外赴任帯同し海外での転職活動とシンガポールでの就業経験。出産して、帰国したのち、子供がいながらまた就職活動をして社会復帰。と、夫の転勤、子供がいながらの就職活動などを経験した中で、まずは1回目の転職経験について語っていきたいと思います。

30代前のキャリアに悩める女性の参考になればと思い、はじめての転職当時の想いや、実際に取り組んだことについて書いていきます。

当時を振り返った結論。

  • 未経験の業界にチャレンジするなら28歳はいい時期
  • 業界・業種が変わってもスキルは活かせる
  • 変わりゆくライフステージの中で自分がやりたいことをとことん考えるいい機会

です!では、詳しく見ていきましょう。

未経験の業界へチャレンジ

わたしは、金融業界からWeb業界へジョブチェンジをしました。

当時、長く勤めた会社を退職することを決めて、新しい業界にチャレンジすることにワクワクしながらも、

  • わたしの今までの社会人としての経験って本当に活かせるのかな?
  • 転職して違う業界のカルチャーに馴染めるかな?(自分の当たり前が当たり前ではないかも)

なんて考えてナーバスになった時もありました。

しかし、5年経った今振り返っても「絶対あのとき転職してよかった!」と胸を張って言えます。

異業種への転職前のキャリア

まず、転職を考え始めた当時の状況ですが、わたしは新卒で入社した損害保険会社で法人営業をしていました。非常に転勤の多い業界でしたが、その中では珍しくわたしは入社からずっと同じ部署でずっと営業職に就いていました。

クライアントワークでは、新人時代から担当している気心の知れたお客様から、中堅社員になってから担当を受け持った少し難易度の高い法人さんまで幅広い担当を受け持っていました。

社内では後輩も増え、若手飲み会に参加するとそろそろ自分が最年長。新人教育を任されたり、社内の「女性キャリアアップ研修」的なものには基本的には任命されるなど、先輩からも後輩からも期待され、責任感も増えてきたころでした。

お客様にもとても恵まれていましたし、営業成績もよかった(同じ部署が長かったので要点を捉えやすい環境だった)ので、法人営業という仕事自体は手ごたえややりがいも多くありました。

損害の保険の営業の仕事は「ダイレクトに損害保険を販売する」のではなく「営業先の担当法人にいかにして損害保険を売ってもらえるようにするか」といったことがミッションだったので、

  • 再現可能性のある組織の成長

のために、日々自分が何ができるかを考え、どう行動していくかといった点が非常に面白く充実感がありました。

一方で、「損害保険」のという商材自体にあまり面白味を感じられないという気持ちも長く抱えていました。
保険という商品は出口の商材でこそあれ、なかなか保険を理由に「クライアントの商品を選んでもらえる」ものではないと思っていたからです。(長期的にみると、クライアントとエンドユーザーの信頼構築になったり、メリットはもちろんあります。)

また、会社には女性社員も多く、世間で言う安定した企業(大企業)ではありましたが、今後結婚して、子育てをしながら、ずっとこの会社に居続けることが自分のキャリアでの幸せなのかなというような考えが大きくなっていったのがちょうど27歳のときでした。

すぐに転職するのではなくまず離職しました

当時、毎日数字に追われながら忙しく働いていたので、現業の仕事をしながら自分のことを見つめなおす時間をしっかり確保することが難しかったです。

夫にも相談に乗ってもらい、まだ転職先は決まっていませんでしたが、まずは会社を退職することを決意しました。

一度辞めてみて見える世界もあると思ったからです。

退職し空いた時間で少し自分の時間をとることで、自分のやりたいことと向き合うことができました。

30代になる前ということで、まだまだ未経験で異業種転職にまだチャレンジできる年齢だと思います。

「他の仕事にチャレンジしてみたい」「違う仕事に興味がある」方は、一度今後のキャリアプランを考えてみることをおすすめします。

  • 改めて自分のやりたいことを考える
  • ライフプランありきでキャリアを見つめなおす

現在結婚して、出産して、子育ながらさらに慌ただしく過ごしており、当時自分なりに忙しい時間を過ごしながらも自分の仕事へのスタンスを考えを整理するための時間をとれたことは非常に良かったです。

夫よ、ありがとう。

今振り返ると、30代になる前に新しい業界・新しい職種にチャレンジしてよかったと言えます。

出産後はあまり時間がない(実際4回目の転職は子供が0歳の時でしたが、結構大変でした…)、また出産でキャリアに空白期間がある場合もあると思います。そんな中、未経験の業界・職種にチャレンジすることはできなくはないですが、やはりハードルは高いでしょう。

加えて、それまでの自分のスキルを活かしつつ、新たなチャレンジをするという年齢という観点でも、非常にタイミングはよかったのではないかなと思います。

自分の営業職としての経験

わたし自身新卒で入社した会社を6年以上勤めたので、ある程度の実績やスキルも身についた状態で転職することができました。

実際に転職活動を行い、ポテンシャル採用ではなく「今までの経験」もある程度重視されたないう印象があります。

転職前・転職活動時は、「自分の経験って活かせるものなのか」不安でしたが、実際に別業種に転職したあと活かせるなと思った能力は以下の通りです。

  • 優先順位をつけて仕事をする
    →大企業時代は業務量が膨大だったので身に付きました
  • マルチタスクをやり切る
    →法人営業として複数社の担当をした経験
  • 要件定義し課題解決をする
    →法人営業としてクライアントの見えないビジネス課題を定義し、解決していく中で身に付きました
  • トラブルに対応する
    →突発的に起こった事故対応やクライアントトラブルに対して責任者として解決まで導いた経験

損害保険の商品知識や金融の知識はなかなか活用する機会はありませんが(たまに保険系のクライアント担当する際には最大限に活かしています。笑)、営業職を通して培ったビジネス力は非常に活かせるものが多い自信を持って言えます。

営業職をしているけど、「転職したいけど不安・・・」「異業種に転職したいけど大丈夫かな・・・」といった方は、一度自分の今の業務内容や経験から培った能力をリストアップしてみると良いと思います。

きっと、活かせるものが多くあると思いますよ!

転職で実現させたいことの言語化

最後に、わたしがはじめての転職の際におこなったこと。それは「転職で実現させたいことの言語化」です。

実際にわたしはWeb業界に転職しましたが、異業種への転職をチャレンジすることを決意するにあたって自己分析を行い、就きたい仕事の軸を考えました。

業務内容

  • 法人のお客様向けのサービスに携わりたい
  • 企業のプロモーション活動に関わる仕事に就きたい

働き方

  • できるだけ場所を問わずできるお仕事がいい(転勤・リモートワークなど)
  • 労働時間が価値になるような働き方ではない方がいい
  • 裁量権があり自分の意見が言える環境がいい
  • 車の運転をする必要が少ない

上記を実現するにあたって、Web制作やWebマーケティングの業界に進みたいと漠然と思い、まず3カ月ほど専門学校に通うことにしました。学校では、Webの全般知識と、Webデザインとコーディングの基礎を学びました。仕事を辞めて久しぶりの勉強(新入社員研修で大量の保険のマニュアルを暗記した以来。笑)で、はじめは理解できるか不安でしたが、いざ通ってみると…

毎日が楽しすぎる!!!

専門学校へは平日9時-17時で通学していましたが、もう楽しくて楽しくて…学校に行く前後も、ずっとパソコンとノートにかじりついて勉強していました。

大学時代、プログラミングの授業などを選択していた経験もあったので、勉強内容は懐かしくもあり楽しくもあり、毎日知識を習得して実際に手を動かすことが楽しくて仕方がありませんでした。

専門学校での基礎知識と営業の経験を活かして、10名ほどのデザイン会社に転職するに至りました。

入社した会社は上場企業からの転職(しかもみんな元法人営業)で入社しているメンバーも多く、バックグラウンドが似ていたので、小さい組織ながらも現場で飛び交う会話や仕事・お客様に対する姿勢などは、非常に共感できるものが多く、すぐに馴染むことができました。

面接時も一方的に面接されるというよりは、会社側からも業務内容や他社との違いなどざっくばらんに説明いただき、また先輩の社員の方をご紹介いただいたことで、事前に会社の雰囲気を掴むことができたのも、入社後のギャップがなかった大きな要因だと思います。

入社前に不安や疑問がある際には、部署で同僚や先輩となる方と面談させてもらう機会を設けてもらうこともいいと思います。

結婚後も働きたい!28歳転職まとめ

今までの経験や、担当した業務の中で培われた自身のスキルや強みは、転職後のキャリアにおいても必ず活かすことができると思います。

自分の経験から自身の強みを見つけるには、まずはキャリアを整理してみることをおすすめします。

担当した業務やその中での具体的なエピソード、課題に対してどう向き合ったのかを書き出してみると自分の思考の傾向や得意なことが見えてくるでしょう。

女性にとって、結婚前後のタイミングは、パートナーの仕事のスタイル(毎日遅い時間まで残業があるのか、土日休みか、転勤はあるのかなど)によって、自身のキャリアや仕事に対するスタンスを見直す機会にもなると思います。

加えて、出産や今後のライフステージのことも想定すると多角的な角度で自身の仕事のあり方を考える必要があります。

新卒入社の会社を退職するということはとても勇気のいることではありますが、転職によって今見えていない新しい世界が見えてくるという自身の実体験を伝えたい思い、この記事を書きました。

今の仕事に満足はしていないけど、これからどうするべきか悩んでいる…そんな方へ、少しでも参考になればうれしいです。

今後、もう少しその後のキャリアについての記事も書けたら良いなと思っています。

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tamamiです。
29歳大阪出身で、現在シンガポール在住です。
happy lifeを目指して、シンガポールの生活美味しかったレストランや旅行のことを書いていきます。