留学生が来てから2週間が経過しました。
総括すると、
- 留学生とのコミュニケーションは英語
- 初めの1週間は時差ボケでほぼ寝てた留学生
- 学校が始まりようやくリズムが作れて2週目突入
- 高校のサポートはめちゃくちゃ手厚い
- 娘は赤ちゃん返りでママべったり
- 不安定につき娘夜泣き
- 毎日お弁当作り
- 留学生電車乗り間違えるなどのトラブル勃発
などなど、という感じでした。
初めの2週間。
留学生のケアはもちろんあるけど、一番大変だったのは娘の対応かな。
とにかく、これが世に聞く赤ちゃん返りか!なかなかに大変!!!と、身をもって体験しました。笑
英語コミュニケーションと娘の赤ちゃん返り
ということで、まずは赤ちゃん返りの話から。笑
娘は、保育園でも英語の授業を楽しんで受けていると聞いていたので、英語への抵抗感はそんなにないかなーと軽く考えていましたが、完全に甘すぎました。笑
しかも、留学生はほぼ日本語は喋れない。
これも思った以上に喋れなくて。
なんというか、喋れないのもあるけど、喋らないって感じ。
まあ日本語って敬語も丁寧語も漢字もひらがなも難しすぎて、ハードル高いよね。
はい、そこに娘の登場。
留学生と夫やわたしが英語でコミュニケーションとったり、盛り上がったりしているのが、もうそれはそれはとてもとても嫌そうな娘の登場。
やあ、不機嫌な娘。
まあ…嫌なの当たり前ですよね。
ママとパパが、突然家に現れた留学生と、自分がわからない言語で話したり、楽しそうに笑ってたら、疎外感感じますよね。
初日は、じっと観察しながら静かだった娘ですが、
翌日からチビモンスター豹変しました。
「ママ抱っこ。」
「ママ今これして。」
「違う違うこれじゃない。」
そして、基本キレキャラに。笑
なんかもうずっと怒ってるので、そういう芸人かなって思いました。笑
イヤイヤ期もなく、普段は比較的落ち着いてる娘なのですが、急に超絶ワガママに。笑
ママにずっと構ってて欲しいー!って感じでした。
絶対不必要であろう、明らかな無理難題を要求してきたり。笑
これぞ、世に言う赤ちゃん返り。
あと、留学生が来てちょうど1週間後には、ものすごい夜泣きの日もありました。
小さい体ながらいろいろ考えて無理したんだろうなーと思いました。
「娘ちゃん大好きだよ。」
「娘ちゃんが一番だよ。」
と、300回くらい伝えだいぶマシにはなりました。笑
あとはそもそも「食事中は夫と私は英語は使わない」というルールを導入しました。
保育園に行っている娘にとっては、食事の場がすごく大切な家族とのコミュニケーションの場になっていると思うので、食事のシーンが英語オンリーになってしまうのは、娘にとっては耐え難いことだろうなと思ったからです。
留学生にも経緯を説明し、食事中は基本日本語で話すことにしました。
とはいえ、留学生もまだまだわからない日本語の単語も多く、日本語の会話を理解できているわけではないので、都度英語の説明が入ったりはしますが。
まあ少なくとも、娘が置いてけぼりにはならないよう配慮したコミュニケーションにはしているので、娘のイライラもだいぶ改善はしました。
たまにものすごいキレてるけど。笑
あとは、夫不在で帰宅〜お風呂〜夕食までが、ワンオペになる日があり、「留学生は学校での出来事を聞いて欲しい!」「娘はママと留学生は喋らないで欲しい!」ので、まあカオスな感じでしたが、そんなに頻繁ではないのでなんとかくぐり抜けクリアしていこう。笑
長女の娘にとっては、圧倒的ナンバーワンの座が由来だと思って、さぞかし不安なのでしょう。
しばらく、ピリピリした状態は続きそうですが、思いっきり甘やかしつつ乗り越えようと思います。
留学生の身に起こった事件たち
次に、印象的だったのは留学生のトラブルです。
海外で生活してきた子が初めて日本に来て、何の問題もなく順風満帆に過ごせる!なんて、そんなに甘くは考えてはいませんでしたが、、それにしても早速結構色々起こりました。笑
- 登校日前日に学校まで付き添い通学練習したにも関わらず、登校初日真逆のプラットフォームから電車に乗り、大幅に遅刻。
- 「各駅電車に乗ってね」と英語でも伝えていたのに急行電車に乗り全然知らない駅に到着して戻れなくなる。
- 「友達と遊びに行きたい」と言うので帰宅時間を約束して送り出したものの時間になっても帰ってこない、連絡もない。
などなど。
書いてない以外のことも、いくつか、いくつかというかたくさん。笑
18歳の子と住んでるつもりでいたけど、中学生の子なのかな?と思いました。笑
地元のカナダの街は日本(東京)に比べて、電車の種類も少なく田舎だったという話も聞いていたので、電車の乗り方やマップの見方は事前にかなりフォローしたつもりだったのですが、どうも難しかったようです。
- なぜ逆のプラットフォーム行っちゃったの?
→人が多いプラットフォームに行ったんだよね。
え、都心側じゃない方向の電車に乗るんだよって伝えたよね。bound forも英語表記だし確認してねって言ったよね。とゆうか、前の日に一緒に駅から電車乗ったよね…
- なぜlocalじゃない電車に乗っちゃったの?
→電車が緑色だったからlocalだと思ったんだよね。
???電光掲示板で、localって書いてる電車だよって伝えたけど、電光掲示板の緑色ってだけで覚えてたのか…?
そして電車本体の色は何も関係ないwwどっから出てきたw
- なぜ時間通りに帰れなかった?連絡くらいできたのでは?
→早めに解散して帰ってきた。I don’t know.
あいどんのう…ほんで、帰ってきたって、時間通りに帰ってきてないやん!
てな感じで、
「自分のことが自分でできない」
「約束守れない」
「感覚的に行動してるので聞いても求めている返事が返ってこない」
みたいなことが、頻発。笑
あ、もちろんコミュニケーションはすべて英語でとってるので、日本語がわからないから答えられないってわけではないです。
そんな感じで、18歳にしては自立してないなーと印象もありつつ、まあ海外で伸び伸び育ったらこんな感じなのか?
とも思いつつ。
でも、一人で自立して行動できない中では、本人にとっては海外生活でもあるんだし、ホストファミリーとの約束だけはきっちり守ってほしいなーと思いました。
じゃないと、本人の安全を守ってあげられないので。
四六時中一緒にいてあげられるわけではないので、言われた話はちゃんと聞く、忘れそうならスマホにメモしとく、帰宅時間はとりあえず守る、などは、意識して欲しいなと。
他人と暮らすって難しいですね。
留学生がうちに来てから、学校での出来事やカナダの家族の話を聞いたり、一緒に宿題を確認したり、日本語の勉強をしたり、夜ご飯に留学生の興味のある日本食を作ったり、毎日お弁当を持たせたり、楽しいことばかりなのですが、こちらが最低限守ってほしいラインを理解してもらって、行動までしてもらうっていうのは簡単なことじゃないなーと思います。
まあまだ始まったばかりなので、これからの未来を楽観視しながら、日々過ごしたいと思います。
明日も、キレキャラ娘と中学生18歳との生活楽しむぞー!