リトル・インディアエリアにある中華料理店。ヒルマン・レストランはガイドブックの「るるぶ」にも掲載されている、ペーパーチキンのお店です。MRT Farrer Park(ファラー・パーク)駅(North East Line紫ライン)から、徒歩約5分のところにあります。
また、観光でシンガポールに来た際、お土産を買うには持って来いのムスタファセンターの裏手に位置し、非常に近いです!
午前中に、ムスタファセンターでショッピングをしてから、お昼ご飯にヒルマン・レストランに行くのもおススメです。
かく言うわたしも、土日にムスタファセンターへ日用品の買い出しに行くときに、ヒルマン・レストランでお昼を食べることが多いです。
ヒルマン・レストランってどんなお店?
ヒルマン・レストラン(中国名:嘉臨門大飯店)は、1963年創業の中華料理店です。
創業当時は、創業者のウォン氏の故郷である広東の土鍋料理を中心に振舞っていました。調理の際には、シンガポール中華鍋の代わりに土鍋と使っており、この土鍋が調理をするたびに料理の味が染み付くという、素材の特徴があったそうです。
この鍋を使えば使うほど、よりおいしい料理ができあがるようになり、ヒルマン・レストランは地元民だけでなく、外国人の間でも評判になりました。
その後、日本の航空会社であるJALのCAさんの中でも「美味しい!」と話題になり、日本人の間でも広まっていったそうです。(うわさで聞いた話ですが。笑)
創業当時のお店から、2003年8月に現在の店舗に移転し、また我が故郷である大阪にも2店舗あります!しかし、味はシンガポール本店と大きく異なるそうで、やはりシンガポール本店のペーパーチキンが絶品だと言う話を、日本人の知り合いから聞きました!(聞いた話ばかりですみません。笑)
1階と2階がありますが、日本人観光客も多く訪れるため、できれば予約した方が安心かと思います。
また、メニューは全て日本語表記があるので、注文の際も安心です。
ペーパーチキンは、どんな食べ物?
ペーパーチキンは、醤油や紹興酒で作った特製のタレに鶏肉を漬け込んで筒状のパラフィンに包み、小麦粉で密閉して揚げてあります。蒸し焼きになった鶏肉が非常にやわらかく、特製タレがしっかりとしみ込んでおり、絶品です。
甘めの唐揚げのお肉のお味という感じでジューシーで本当に美味しくて、唐揚げが大好きなわたしはリピート確定です!日本人の味覚にも、非常に合うと思います。
また揚げてはいますが、パラフィン紙をめくって食べるので、唐揚げよりもヘルシーなのもGoodです!
5pcで11S$(約880円)と、お手頃価格です。
ペーパーチキン以外のメニュー
中華料理屋さんなので、ペーパーチキン以外のメニューの種類ももちろん豊富です。
お料理のサイズもは、「S」「M」「L」から選べることができます。女性同士や、少人数での訪問の際は「S」で数品注文すれば十分かと思います。
写真は、空心菜のにんにく炒めと、揚州風炒飯です。
どちらも素材の味も美味しく、また調理方法は中国の家庭料理の味を元にしているのでしょうが、なかなか家では再現が難しい味付けばかりで、本当食べに行く価値ありです!
冒頭にも書きましたが、ヒルマン・レストランは創業当初は、土鍋料理店としてオープンしているため、次回訪問時は、土鍋料理に挑戦してみたいと思います。
シンガポールは、チキンライスやチリクラブが有名ですが、リトルインディア近辺に訪れる際にはぜひ行ってみたいお店です!