そもそも、なぜ海外で生卵を食べるとき気を付けなくてはいけないの?
海外で卵を食べるときは、衛生面が日本と違うのでサルモネラ菌に気を付けなければならず、「生卵として食べると危ない!」というのが、無知なわたしのざっくりとした認識でした。
シンガポールに移住してきて、ふわふわスクランブルも食べたいし親子丼も食べたいな~と思い、まず卵とサルモネラ菌について調べてみました。
- 卵を生む親鶏にサルモネラが感染し、腸や卵巣にすみつくことによって、卵のからや卵の中身が汚染されます。
- 万一汚染された卵でも新鮮で割った直後であれば、生で食べても食中毒を起こす可能性は低いといわれています。
- 室温に長時間放置しておくと、卵に付いた菌が増えます。
- 生や半熟で食べるものは店で低温で陳列しているものを選びましょう。
- 75℃、1分以上の加熱で死滅します。
なるほど。仮に、菌に汚染されていても、保管状態がしっかりしており新鮮であれば食中毒になる可能性は低いということ。が、わかりました。
また、調べていくうちに、日本の卵の賞味期限の表記は、あくまでも「卵が生で食べられる期間」だということも、わかりました。
なんと!今まで、知らなかった!「生食用」の賞味期限だったとは!
日本では飼育されているニワトリさんや出荷される卵の、品質管理が行き届いてるんですね・・・素晴らしい。
シンガポールローカルスーパーの卵
わたしの住んでいるコンドの近くには、フェアプライスとコールドストレージの2つのローカルスーパーがあります。
わたしは、パスタソースなどの欧米からの輸入品や、日本の調味料も揃いやすいという理由で、主にコールドストレージを利用しています。
フェアプライスの方が割安なのですが、コールドストレージの方が、お肉の種類や、オーガニックの野菜の品揃えも良い印象です。
スーパーの卵コーナーがこちらです。
ずら~っと、並んでいますが、ここで思い出しました。
- 室温に長時間放置しておくと、卵に付いた菌が増えます。
ん?ということは、常温保存のコーナーの卵は生で食べるのには不向きということですよね。
しかも、賞味期限の表記が・・・長すぎる。笑 逆に怖い・・・。
この卵たちではない。
冷蔵コーナーにあるのかな~と思い、捜索していると・・・ありました。
日本では、スーパーで冷蔵されている卵はあまり見かけませんが、わたしが探していたものはこれだと思い、購入。
表記にも、
- Pasteurized Eggs = 低温殺菌された卵
と、書かれてあります。これだ~!!!
しっかり、火を通さなければ危険だと思って卵の使用は避けてきましたが、これで安心して使うことが出来ます。
卵料理って、本当美味しいですよね!早速、半熟煮卵も作ってみましたが、とっても美味しかったです。
少しびびりなため、まだ完全な「生」での使用はしていませんが(卵かけご飯とか)、慣れてきたら出来るかな~と、思っています。
「シンガポールで、生卵食べれるかな?」と、悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。